最近では生前に自分の葬儀について考えたり、希望を出したりする人も増えてきました。高齢の方だけではなく、病気で闘病中の方や、健康でも「万一のときに家族に迷惑をかけたくない」という方も熱心に終活に取り組んでいます。
自分にもしものことがあったときに、事務的な手続きや遺品、遺産の分配について考えておくのは無駄ではありません。特に通帳類や年金、保険など、本人がいなくなると家族には何も分からないとたちどころに困ってしまうでしょう。
遺産が多い場合には相続人を確認し、税理士や弁護士に相談して相続税なども含めて処理しておくとすっきりします。自分には遺産も無いし関係ないと考えず、通帳類は残った人が手続きしやすいよう家族に伝えておきましょう。
もし保険や口座が複数あって煩雑な場合には、生前にまとめておくのもよいでしょう。
(参考)
終活に必見 ! 役に立つ情報が満載【みんなが選んだ終活】
eranda.jp
> HP
終活がブームですが、エンディングノートや葬儀、お墓の手配はまだちょっとふん切りがつかない、という人が多いでしょう。まだそれほど高齢でなかったり、闘病中だったりするとよけいに自分の最期について向き合うのは負担があるかもしれません。
それならまず断捨離から始めるのがおすすめです。意外と残された家族が最も負担になるのは故人の遺品の整理だということです。家族にとっても遺品は捨てにくいですし、たとえば姑が亡くなったときに嫁が遺品を捨てて夫との仲が険悪になるなどということもあります。
遺産としての価値がないようなものはなるべく処分し、残された家族がゴミ捨てに追われないようにしてあげたいです。特に手作りの品やお土産物などは遺族が捨てにくい物です。本人が生きていて判断できるうちに捨てておいてあげましょう。
断捨離しているうちに自分との対話も進み、気持ちの整理もつきやすいと言われています。